情事について(とりあえず15禁


さて、情事について語ってみましょうかね。
情事ですよ、情事。ジョージじゃありませんし、ジェームズでもブライアンでもエリックでもありません(しょうもない;)
濡れ場の事であり、俗に言う性交の事でございます。
ちょっと真面目に語ってみようかと思っておりますんで、そこらへん覚悟してお読み下さい(前ふりが長い;いや、私もいつになく緊張しているのざんす;)
また、これは完全に個人的見解です。これが「正しい」なんて言うつもりは毛頭ありませんし、
自分の考えを押し付けるものでもありません。
「こんな意見もあるのさ〜」ぐらいに流して下さればよろしいかと。マイナー思考ですしね;(だから0.2%だっつーの;)
サイトの某ページの後書きにも書きましたが
「(情事においての)絶頂に達するのは「小さな死」を迎える事である」
という意見にうなっちゃいました。
情事とは「生(性)」の喜びを肉体を通じてお互い感じ合い、果てに絶頂「小さな死」をむかえる、という行為。
だから
「いっしょに死んでもいいくらい好きな人」としなきゃ意味がないんではないでしょうか。
そう考えると「いっしょに果てる」ていうのも、結構大切だよな〜
と思ったりした訳です。
「性について」の討論番組において、非常におもしろいテレビ番組を観た事があります。二年程前の1/12、13あたりに放送してましたかね。なんでこんなにはっきり日にちを覚えているかというと、引越しの前日だったんですよね〜;ダンボールの山に囲まれて寒さに震えながら観たんで印象が強いんだわさ(超蛇足;)
芸能人と一般人が入り乱れて討論しておりましたが、その中に「100人ぐらいの女性とやったことがある」K君なる男性がおりました。
付き合っている女性と、ではなく、その場のノリでやってしまうのが大半だそうで;
ある女優さんが
「本当に好きな人と肌を重ねるという事は、手を握り合っているだけで「こんなに幸せな想いがあったんだ」と思うぐらい
心が満たされる
情事も料理と同じで、大味なものばかり食べていると、本当においしいものを食べても、味覚が麻痺していて、
その素晴らしさが分からなくなるのではないか?
ファーストフード的な性交ばかりしていると、実際に愛する人と肌を重ねても「生(性)」の喜びを感じられないのではないか?
数ではなく、深さが大切。
そんな事を話していて、この女優さん鋭い事言うな〜
と思いました。
k君に「忘れられない夜ってある?」と尋ねると「そういえば、ないかな〜」と答えておりました。
彼は100人の女性と夜を共にしたかもしれないけど「k君との夜が忘れられない」って言ってる女性は一人もいないんじゃないでしょうかね?
そう考えると、お互いに想いがない情事って空しいよな〜、と;
ここで誤解して欲しくないのは、私はk君や身体を売る商売をしている人。俗に言う「売春婦」さんを
軽蔑している訳ではありません。
昔、そういう商売をしている女性達が
「最中にいろいろ要求してくる客より、終わった後で金を払うのをしぶる客が一番嫌」
と言っているのを聞いて
「す、すげー;プ、プロフェッショナルだわ…;」
などと思ったもんです。
彼女達の目的は、はっきりしています。
まともな食事をする為とか、子供を学校に行かせる為、生きる為、とか
「人として最低限の生活を確保する為に、この他に売るものがない」
から売っている訳です。
目的がはっきりしているから、迷いがない。だから残酷で、無道徳で、無慈悲な時があります。
それは、悪い事ではあるけど、異常ではないと思うのです。
でも、軽蔑はしていないけど、k君みたいな
「目的のないファーストフード的な性交」
は、共感出来ないんだよな〜;
ちょっと話はそれますが、何かの雑誌で「ふしだら度」において日本は他の国と比べて低い、という統計があったそうなんですが、心理学者がこの数値に疑問を掲げてるのを見たことがあります。
大体「ふしだら度」ってなんじゃらほい?
「性犯罪」が少ないって事かい?
世界において「性犯罪」の基準はさまざま。電車の痴漢行為もレイプとして扱われる国もあるそう。
となると「レイプ犯罪」が多い国イコール「ふしだら度」が高い事にはならない訳です。「性犯罪」判定基準が日本より厳しいからね。
その心理学者が言うには
『日本は恋愛において「未成熟、不平等」な関係である場合を見掛ける。女性を「性的対象」としかみれない男性と「自分を大切に出来ない女性」のカップルなど。それでは「対等な(大人の)恋愛関係」を築いているとは言えない』
との事。確かにそうかも〜
テレビ番組なんかで、女性に「男の浮気を許すか」
って聞いてる場面たまに見かけるけど逆はないな〜(私はね)
「男は浮気するもんだ」
とテレビでいってる奴に「じゃあ、あんたは妻の浮気を許すんかい?」と聞いてやりたくなるのだが、聞いている場面にお目にかかった事がない。(私はね)
基本、男尊女卑な国だよね〜日本って〜(男女平等世界ランキングでも98位;先進国ではブッち切りの最下位;)
おっとっと、本当に話がそれちまったぜ;
失礼しました;
よーするにk君の
「ファーストフード的な性交」は未成熟な人の情事と言える訳です。歳ではなく、精神的にって意味で。
この「未成熟な人の情事」はBL界でも、たまにあるんですよね〜;
テクニックの事じゃないざんすよ!(「やり方わかんね〜」ておろおろしているのは私的には萌えv)
心が備わってない、って意味です。
私は駄目なんざんすよ〜;
心が備わってなくても、ちゃんと
「そういう事をする理由」があれば大丈夫なのですが…;
「枕営業」とか、よく見掛けますが「売春婦」さんの方と同じく「目的」があるから納得できるのです。
でも、ない場合が多かったり、途中で「枕営業」の意味がなくなったり;
「あんた、あの目的はど〜した〜;」
って展開になったり;
言動と性格が一致していないようなのも多かったするんですよね〜;
「この性格でなんでこういう事するの?」
と思う程性格がその場によって変わったり(変わった理由が明確になっていればいいのですが…)
陵辱もいかん、と思うのだけど(した方が100%悪いと思ってます)
「好きすぎて、想いが爆発してしまった」
っていう理由なら、共感出来るんですよね(Sな私としては「焦らしプレー」なんかもつぼで…ゴホゴホ…;もちろん
「愛ありき」ですよ!)
愛している訳じゃないけど、相手の想いに応えてやりたいってのもOK。
つまり、片方にだけ「愛」がある場合(一方的だけど)
でも、どっちにもない場合で、信念も理由も意味もなかったら
「え?な、なんでやってるの?意味あるの?」
などと思ったりしてしまうざんすよ;理由がゆるかったりしても駄目なんだよね〜
「そ、その程度の理由で?;」
なんて思ってしまふ;
「その程度の理由」って事は「お手軽ファーストフード的な性交」に繋がっていると感じる。
「やりたいから、やった〜」
みたいな感じで;
そりゃ、過激な設定はうけがいいだろうけど、プロなんだからさ〜
納得(共感)させてくれよ!
と、いつも思ってしまふ;
エロギャグとかコメディーだったらOKなんですけど…;
「あ、ギャグなのね〜」となるから(下品なのは嫌だけど)
多分、私が共感してなくても、他の人は共感している場合も多々あると思うんですけどね;
「エロティックについて」で友人と話していた通り、情事において私たちの一番の基準は
「愛があるかどうか」
なんですよね〜
後「自分を大切に出来るかどうか」
が、私にとっては重要なポイントかな?
「自分を大切にする」イコール「相手を大切にする」
だと思うから。
テクニックは関係ないざんすよ!
相手の「拒絶する権利」「選択する自由」を認めるのも重要だと思う。
愛を強制する行為は結局「支配」。だったら相手から得られるものは「愛」ではなく「服従」じゃないですかね?
「あんた、愛して欲しいんじゃなかったのか?」
って思っちゃう;
「服従」させて満足するんじゃ結局「自己愛」だろ〜(むなしさ感じているなら共感できるけど)
BL界の伝説(笑;)である「間の楔」って小説がありますが、あれもそうなんじゃないか、と感じてます。
初めは強制された関係だったけど、相手の「拒絶する権利」「選択する自由」を認めたからこそ
「真に自分のものになった」んではないか、と。
情事に対して、こういったポイントが私的には重要なのです。
「Myつぼ」と「萌え」があって「恋愛関係と情事における納得(共感)度」で「はまる」んですが、私的にこのすべてが満たされるのって少ない;
だからマイナーなんだよ〜0.2%だっつーの;
もう、これは「マイナーの血」だからしょうがないんですけどね;とほほのほ…;
最後は愚痴になってしまった;失礼しました〜;

初めにお断りしましたが、これは私の個人的志向であって、「正しい」というものではありません。
私は駄目でも、多くの方を理解させて、感動させているものもある筈です(そっちの方が多いかな;だから0.2%…←しつこい;)
「エロティックについて」でも言いましたが、私達のおいしいと思うスパイスは少ないのです;逆に私が「感動じゃ〜!」と思う話を「つまらない〜」と感じる人もいる筈。(多分、そういう方は私が書いている話は「げっ!超つまんね〜最低〜時間返して〜」なのだと思います;
時間無駄にさせてすみません;
私と同じ考えだったとしても、人の基準は人それぞれだから、感じ方は様々でしょう。だから、
意見が分かれても当然。違う意見を否定するつもりは毛頭ないので、勘違いしないで欲しいのです。そこのところ、よろしくお願い致します。
言いたい事がうまくまとめられず、支離滅裂な文章になってしまいました;
読んで下さった方、ありがとうございました。