「鬼畜眼鏡」を読んで聞いて(装着版)…


やっぱり私はいつもブームに乗り遅れる…;
「鬼畜眼鏡」ってアダルトゲームは2007年に発売されたんですね;しかも、原画担当がみささぎさんとは…;し、知りませんでしたよん;
「親父回廊へようこそ2」で紹介されたいたので気になって、「鬼畜眼鏡」のコミック(佐伯×御堂)を買ってしまいました…だってリーマンで年下攻めで相手は32歳なんですもの!親父というにはちと若いけど
7歳という年の差は美味しいのよ…ぐへへへへ…
ゲームはやってないんで、一応wikiで簡単なゲームのあら筋は把握しておきました。眼鏡をかけると鬼畜になる、とかどんな登場人物がいるのか、主人公との関係など…
それを頭にインプットして漫画を読破。
か、監禁かい!し、しかも陵辱!S魂全開の鬼畜っぷり!
でも、下品じゃない感じが良かったです。
あくまで「愛」が元にあると分かるし、相手が弱気になると苛ついたり、空しさ感じたりと納得出来るストーリー展開。
そうそう
「服従」させたいんじゃないのよ「愛して」欲しいのよね。
眼鏡が渡される経緯とか、ところどころ展開が強引だな〜と感じるところがありましたが、元がゲームなので、そうならざる得なかったのでしょう。
バスルームのシーンなんか、漫画にしてはいきなりすぎるけど、ゲームだったら自分で選んで進んでいくから(そういう展開になる下積みがある訳だ)抵抗ないのだろうな〜。
漫画を読んだ時点では「片桐さん」が気になっていたので、出番がほとんどなくてそういう面でもの足りなくなる;
そこで、ドラマCDを購入する事にしました;
だって
42歳の親父ディフェンスなんて滅多にないんだもん!日頃から慢性飢餓状態なのよ!確かめなきゃ気になって眠れんわ!
一応、評判はどうなのか調査しましたさ。
すると「声優さんがすごい!」「まとまってて良い!」と絶賛の嵐。
批判があるとすれば、「短い」「物足りない」など。
1枚のCDに4人のカップリングの話を詰め込んでるからね。そこはしょうがないのでしょう。
「声優さんが花マルなら購入しても後悔はないだろう」
と「装着版」の方を購入しました。こっちの方しか片桐さんいないんだもん(年上ディフェンス好きだし;←決して鬼畜が好きな訳では…でも、そういうのもちょっと萌を感じたり〜;ごにょごにょ〜;)
でもって早速、視聴…
…片桐さんも良かったが……
…すまん…すっかり
眼鏡×御堂の虜になっちまったよ!
いや〜御堂さんいい!
なんでせうか、あの色っぽいツンデレ声は!
初めて聞いた時は、想像より少し声が高いな〜と思ったんですが、聞いていくうちに、この声以外考えられなくなる。
プライドが高くて素直じゃなくて強気だけど、結局主人公が好きで不安になって…という御堂さんの性格を完璧に演じていらっしゃる。あの時はなんて乱れ声で啼かれるのですか!
もう、声の魔力にやられました!
この声で漫画を読み返すと、初めて読んだ時より10倍萌えられます。GJだぜ浅野さん!(これって声優さんのアダルト仕事時の名前なんですよね?^^;)
主人公の「眼鏡」演じる平川さんもすごかった。めちゃ上手い!
このCDに出演している声優さん達は、本当に皆さん上手かった。
濡れ場シーンもエロかった!(〃^▽^〃)
ゲームやってないのに、大満足のドラマCDでした。
片桐さんも良かったけど、私の理想の親父ディフェンスは「本当に不安を感じているのは若者の方」なんですよね〜;そこがちょっと違ったので、その点だけかな?でも、可愛かったよ〜v
最近、ちょっとショックな事を聞いたのですが…;
本場のゲイの方々って8割はネコだそうです;
なので、年をとると仕方なくタチの方にならざるえない、という状況になるんだそうで…;
そ、そうだったのか…;ゲイのタチ専は希少らしい(バイならいらしゃるのかもしれないけど…)
本場でも親父ディフェンスは夢だったのか…
いや、だからこそ
ドリー夢したい訳よ!
夢見たいんですよ!現実と混同している訳じゃないんだから〜頼むよ〜誰か覚醒してくれ〜!;
まあ、マイナー魂の叫びはおいておいて…;(T○T)
「鬼畜眼鏡」ドラマCDの感想を述べてみたいと思いま〜すv(ゲーム未経験ですが、ある程度調べて話していますので、ネタバレ有りです)

眼鏡×本多
二人は同い年で同級生という設定ですから、ゲーム制作者としては、この二人のカップリングを王道的な位置においていたんじゃないでしょうか?主人公の過去のトラウマが分かるのもこの二人のストーリーだけらしいし。
立場は一見逆転可能のようだが、本多はいつまでたっても眼鏡に適わない感じが(^^;)たまには代わってやったらどうだ眼鏡………無理そうだな…;
対等な関係っぽいのが好感もてました。濡れ場もエロいのですが、どこか健康的な雰囲気があった(本多のキャラのせいかな?)勝負を挑んであっさり負ける…本多、頑張れ!
イタリアで教会めぐりデートは羨ましいです。私もやってみたいよ〜イタリア行こうかな〜(←あほ;)

眼鏡×片桐
さあ、私にとっての本命。性格は温和で人が良くて息子を失うという過去を持ち、心に傷を抱えている片桐さん42歳(この年令が最高v)
しっかり親父…設定だけで私のつぼを突きまくり。
舞台はベタな熱海温泉。なんだかんだい言いつつ旅行につき合う眼鏡。鬼畜でも片桐さん相手だと緩くなるらしい。が、のっけから襲ってます。夜まで待てないのか眼鏡…そうよ、それでいいのよ。思わずいけいけ、と応援してしまう(←おい;)
恥らって拒んでしまう片桐さんが、私の親父ディフェンスのつぼをまた突いてくれます。ああ、もっと!(←変態;しかし、変質者ではない!)泣きわめく子供をもてあます眼鏡がちと可愛い。眼鏡でも苦手なものがあるんだな〜なんでも出来るって印象があるから、こういう場面は微笑ましい。
夜になって行動開始。しかも、場所は野外で温泉なんてエロいシュチュエーションです(初めてじゃないって…そういう問題か…;)大人しい片桐さんになんて要求をするのですか眼鏡…そうよ、それでいいのよ。思わずやれやれ、と応援してしまう(←おい;)
水音と湿気を含んだ声がムードをが然盛り上げる。「委ねます」とか反応がいちいち
乙女な片桐さん。最後はのぼせちゃって介抱されてるし。でも、眼鏡が適わない部分があるのも感じられて良い雰囲気でした。ムフムフしてしまいました〜v

眼鏡×御堂
このカップリングが一番萌えました。自分でも驚きです。本を読んでいたから一番話の筋が理解出来たからかな〜とか考えてみたのですが、真相は御堂さんの
ツンデレディフェンスが最高だったからだと思うのv
いきなり飢え飢えの眼鏡。会社のエレベータで襲い、そのままミーティングルームに雪崩こみ。御堂さんも「ミーティングルームなら空いているが?」なんて言っちゃ駄目だろ〜!眼鏡が何するか予想出来なかったのか?;感じている自分を指摘されて「…否定はしない…」この言い方がたまらん!プライドが高くて育ちが良いって雰囲気が漂いまくってます。甘い時間も時間が来たらあっさり引き上げる眼鏡。
「やるだけやって帰る気か…」←まったくだ!
「悪いな、時間きれなんだ」←おまえなあ…;
これじゃあ御堂さんが不安になって当然よ。でも、眼鏡と会社をする為にちゃんと今の会社を辞めるのね。約束は守るのがえらいなあ〜
本多に嫉妬して「不本意だが」電話するツンデレ御堂さんがいちいち可愛いv
眼鏡が現れた時は怒ってましたが、ほっとした気持ちもあったと思う。言葉にはしないけどv
そして、またオフィスラブに突入…さすがアダルトゲームだけあってそういうシーンは充実している(^^;)ここでもプライドの高い御堂さん萌えられる。
「御褒美が欲しいんだろ」「早く脱げ」「そっちこそ…がっつくな」
それに対し、あくまで鬼畜な眼鏡「こんなんじゃ…足りない…」とことん味わいつくす気のようです;
「感じてるか、あんたの中の俺を…」
「…感じてないわけ…ないだろ…」

こういう言葉のエロっていうのが、ドラマCDのだいご味的部分だと思う。萌えるぜ〜漫画の方でも
「お前の中は吸い付くように俺を求めてくるぞ」
とか。あ、ここでも会議室だった…め、眼鏡…お前ってやつは…;
本多カプとは、また別の意味で対等な気がする。
社会人、男としての意地とプライドが激突している感じが私にはツボでたまらんかったです。
やっぱり私の中で「対等」っていうのが重要なポイントなのかもしれない、と改めて思いました。

眼鏡×秋紀
BL的には一番王道なのかな?可愛いにゃんこな年下にゴーイングマイウェイな年上ダーリンカップルは。
話が短かったし濡れ場がなかったんですが、それで良かったと思います。これまでのカップルが濃いので、ここらでちょっと清涼感があった方が1枚のCDとしてはバランスが良い。もう、おなかいっぱいだったし;(個人的には御堂さんの話がもう少しあった方が…ごにょごにょ…;)
まあ、私の趣味には、一番遠いカプなので、短くて結構、という理由もあるが(←おい;)
みささぎさん曰く、ウザイRも楽しめます。

いや〜予想以上に「鬼畜眼鏡(装着版)」は楽しめました。今のところゲームをする気までは起きないけど、BLゲームの中では人気が高い、というのも頷けます。
世界観、キャラ設定がしっかりしてるんだわ。
キャラがしっかりしてるって事は、性格もちゃんと描かれていて、ストーリー展開もそのキャラなりの進み方してくれるんでしょうね。だからこそ、こういった派生のドラマCDまで作れてしまう訳だ。
にしても、今の時代の萌えアイテムである「眼鏡」を使って、主人公の「受け」「攻め」設定して話を進めていくなんて。
この設定思いついた時点でゲームとしての成功は保証されていると思う。GJですねv