妄想小話(その4)桃祭り



バレンタインデーが終わり、桃の節句前となるこの季節には、あっちこっちに「桃商品」
が溢れる。(これが終わるとホワイトデーだろうね)桃好きとしては嬉しい黄色い悲鳴を
あげている。腐った脳内フィルターではすっかり
煩悩桃祭りである。
飲み物売場にいると、ずらーっと並んだ桃商品の前で顔が緩んでしまう。飲み物だけでも
多くの「桃商品」が期間限定で並んでいるのだ。
桃のカルピスとか、桃のお酒とか、通常から出ている「とろとろ桃のフルーニュ」なんか
も前に出されていた。
なんか桃の飲み物って、ヨーグルトとか乳製品系とミックスされる事が多いよね。
桃味の白い液体…
ちょっと奥様(←誰?)聞きまして!
「桃」「白い液体」だなんて!
あまつさえ、それを飲むだなんて!(★^▽^ノノノ★バンバン)
妖しすぎるドリンクだ!たまらん、止まらん!(妄想が)
そんなドリンク陳列棚の前でハアハア興奮する姿は、どっから見ても挙動不審人物…周り
からの視線が痛いぜ…;
痛い視線をスルーしつつ、写メでこっそり撮影してきました。やっぱ、ちょっと恥ずかし
かった;

「国産白桃」
国産という事は日本産という事ね。気のせいかもしれないけど、やたら「国産」を前に出
している商品が多いのよ。そんなに「日本産」である事を主張したいのかしら?桃の原産
って多分中国だよね?
それで日本の桃だよ〜って言いたいの?桃太郎?(トマトだったか…?)
日本の桃は宝です〜


「白桃オレ」
典型的な「桃」の「白い液体」ドリンクです。ハアハア…
「桃はオレのものだ」という誰かさんの声が聞こえてきそうです(ついに幻聴まで…)


「ほおばる白桃」
ほおばるって誰が?
桃をほおばるのは決まってるでしょう。頬に傷のある男よねv
どうやら、中にゼリーの粒が混ざっているよう。そりゃ、食べごたえがあるでしょう。
飲むだけでは飽き足らず、噛み噛みしたい人にきっとおすすめv
(噛み噛みだなんて!そんな!(★^▽^ノノノ★バンバン)←やめれ…;


「純水白桃」
白桃が多いな〜「桃」ではなくて「白桃」とするのは「黄桃」と区別する為なのかな?
どうせなら
「不純黒桃」
も対でだして欲しい、とか思っちゃう訳ですよ。商品開発部門に手紙書こうかしら?
(破り捨てられるだろうけど…;)
黒桃ってどんな味かな…やっぱビターだよね…;
ビターチョコと桃のミックス…どんな味になるんでしょうか?大人の味?知りたいです!
やはり開発部門に手紙を!(やめとけ…)

間違ってるかもしれないけど、桃の果実は輸入品に出来ないって聞いた事があるような?
なんでも、
果実の柔らかさが繊細だから、すぐ傷んじゃうんだって。
…繊細ですぐ傷む…あの滑らかなくすぐったいうぶ毛のある表面がね…すぐ痕がつくん
ですか…?ああ、歯をたてたりなんかすると、赤い痕がついたりするよね〜へへへのへ…
(しばし妄想ダイブ)
小説の中で剣桃太郎の肌の表現を「シルク」に例えたりしてたけど、これからは「繊細な桃
の果皮」なんて使っちゃおうかしら!(★^▽^ノノノ★バンバン)←もうよせ…;

店の入口に飾ってあった宣伝旗に、一瞬「ぎょ」となりました;

「桃の花束」ってなに?桃にあげる花束ですか?
包まれている花の種類はなんだろう?と覗いたところ
「桃の花の蕾みがついた枝」と「菜の花」でした。
桃の花の蕾→花咲く前の桃→若い桃→塾時代の桃
菜の菜→黄色→卵→卵巻き→伊達巻→伊達
なんだ、
桃と伊達の花束じゃん!いっしょに包まれて当然ね!ほほほのほ!
…脳みそのどの部分で考えたら、こんな無理矢理な発想が出るのか…
って以前に思ったけど
脳みそのどの部分で考えても伊達桃になるんじゃないかって、
最近、思い始めました…