シンデレラ?(アダルト編)伊達と桃が恋人だったら…   


桃は兄を吹っ飛ばして駆け出しました。
塀を越えて、草むらに隠してあったかぼちゃの馬車に潜り込むと声をかけられました。
「桃、こんなとこで何をやっている?」
「あ、伊達。舞踏会に来てたのか?」
「…やっぱり桃か…なんだ、その姿は?女に見えるぞ」
「王大人の秘薬で本当に女の子になってるんだ。薬の効き目がきれたら戻るよ」
「…本当か?」
「わ!伊達、何するんだ」
伊達はドレスの裾をめくりあげて中を覗きこみました。反動で桃は後ろにひっくりかえります。
次に襟元を広げさせ、胸元も見つめます。
「破るな〜!このドレスは借り物なんだぞ!」
「…本当だな…」
正真正銘、桃が女の子になっているのを乱暴に確認しました。
「だから、そう言ってるだろ」
という事は、豪毅と腕を組んだり踊ったりしていたのは、本当に桃だったのです。
伊達の胸の奥に黒い靄が立ちこめて、嫌な気持ちになりました。
男だろうが女の子になっていようが、桃は自分のものなのです。自分以外の人に触れられたのに
我慢出来ず、伊達は桃の唇を奪いました。
「…ん…うん…」
いきなりの口付けに戸惑っていた桃ですが、そのうち頭の中がぼーっとして酔いしれるようにな
ってきました。
唇を離すと伊達はすかさず耳たぶを軽く噛みます。
「…あ…!や…」
途端に桃の身体に悦楽の電流が流れます。伊達はうなじを唇でなぞり、さっき露になった胸元へ
の愛撫をし始めました。
「…ちょ…ちょっと伊達…」
背中がむずむずしてきて、これはやばいと思います。
伊達は桃の胸に新しくついている女性の証をムンズと掴み、ピンと堅くなった先端を口に含みます。
「や…!ああ…」
桃はぞくぞくする快楽に包まれて仰け反りました。すかさず、伊達は足を持ち上げ、身体を押し倒
します。裾から手を差し入れて、いつもより柔らかな感触のする身体を愛撫します。
女性の身体なのに桃だなんて変な気がしますが、桃である以上熱くなってしまうのです。
「…あ…駄目……や…」
指で秘部を探ると、すでに濡れていたので、伊達は迷わず潜り込ませました。
「い!…や、やだ…」
桃の身体が弓のように反ります。
秘部の内は熱く、いつもより柔らかくてすんなりと伊達の指を飲み込んでいきます。指をかき回
すと、声を上げながら桃は腰を揺らしました。こんなにすぐに反応してくるのは初めてです。
「…あ…あ……」
桃はいつもより感じている自分に戸惑っていました。いつもなら、多少の痛みがあるのに、それ
がまるでなくて、すべて快感になってしまったかのようです。女の子になっているからでしょう
か?身体の内側から力が抜けて、じっとしていられません。
痛みがないことが、こんなに興奮するなんて…
感じる箇所がいつもの倍ぐらいあるみたいです。
「…ああ!」
伊達の指に一番感じるところを突かれ、桃は一気に上りつめました。指だけで達してしまったの
は初めてです。
荒く息をつぐ桃の身体を伊達は抱き締めると、足を持ち上げて開かせます。
「…だ…伊達……」
「なんだ?」
「…駄目だ…しない…で……」
指だけであんなに感じてしまったのに、伊達を受け入れたりなんかしたら、どんな事になるか…
桃はとても怖くなりました。
伊達が桃の顔を覗き込むと、宝石より綺麗な瞳が涙で輝いています。
それを見ると、女の子でもやっぱり桃なんだな〜と確信します。
桃である以上、伊達は女の子だろうが、男だろうが食べずにはいられないのです。
目の前に落ちてくる食料は、すかさず頂くのが伊達という男なのです。桃の言葉で止まる筈があ
りません。
ドレスをパッとめくり、足を肩に抱え上げて、桃の中に入ります。
「!」
「…もう、イッちまったのか?」
挿入された衝撃に、桃はまたしても上りつめました。身体は力を失って、ぐったりと垂れ下がり
ます。
「はあ、はあ…」
続け様に達してしまい、男の時より体力が落ちている桃は、まったく力が抜けてしまいました。
こんな簡単に上りつめてしまうなんて、桃は恥ずかしくてなりません。
隠れたくなって伊達の腕を振りほどこうともがきますが、伊達の腕の中で軽く身じろいだだけで
終わりました。女の子になっている分、体力が少しおちているのです。
「…伊達…もう…やめて…」
「俺はまだだ」
「…お願い…」
「……………」
…ああ、どうしよう、伊達は絶対やめないだろうし…これ以上やられたら…死んでしまうかもし
れない…
伊達は桃の不安をよそに、ドレスの裾を集めて、桃の腰の下にいれました。腰がこれ以上下がら
ない為です。
ぐったりして意識を朦朧とさせている桃に口付けを落とすと、伊達は容赦なく突上げて動きだし
ました。
「あ…!…い、いや…!」
抵抗する体力がなくても、身体は歓びを求めて伊達を受け入れます。
自分の身体が軟体動物にでもなったように、伊達を柔らかく、熱く飲み込んでいくのを感じます。
どんどん伊達が奥に入ってきて、揺さぶられて、桃の頭の奥で何度も意識が飛びかけました。
「…いい…もっと…あ…して……」
正常な思考がとんで、恍惚に溺れた桃は無意識に懇願しました。
すると、いきなり伊達は桃の身体を抱えて、うつ伏せに返しました。
「…い…!」
入れられていた伊達が、からみついていた桃の襞の中でズルリとまわって、恐ろしい程の刺激を
与えてきます。
…こんなに感じられるなんて…
…激しすぎて怖い…もう、やめて…あ…そこ…いい…やっぱりやめないで…
桃は激しい快楽に全身をふるふると震わせました。達する事が出来ずにいると、余計に桃の身体
を苛んでいきます。堪えられなくて、桃は身体をぐったりと地面につけながらも、腰を高く上げ
て揺らしました。
「…ああ…だ、伊達……」
「女になっても…お前はいいな…」
「…早く…イきた……あ…死んじゃう……」
何も考えられずに、桃は快楽に溺れる事しか出来ませんでした。
伊達は桃の願いを聞き入れ、背中を抱き締めながら激しく突上げます。
上りつめた時、桃は気を失ってしまいました。
伊達がそっと身体を離した時、十二時を告げる鐘が鳴りました。
「十二時か…」
時計を眺めていた伊達の横で、倒れていた桃がガバッと身体を起こしました。振り向くと、いつ
もの男の桃がそこにいました。
「戻ったのか?」
伊達の言葉を無視して、桃はすばやく着替えをすませます。着替えを済ませた桃はかぼちゃの馬
車の上で立ち上がって伊達を見下ろしました。
「…伊達〜お前…」
…やばい…
桃から怒りのオーラが立ちのぼっています。体力も戻ってしまったようです。
「…お前な〜女の子になっている時ぐらい我慢出来ないのか〜」
「女のお前を抱くチャンスなんて、滅多にないだろうが…」
伊達の言葉は桃の怒りを煽っただけでした。怒りがさらに巨大化するのを感じて、伊達はここは
逃げた方がいいかも…などと思いました。
「反省する気はないようだな…伊達…」
「お前も良かったんじゃねーの?」
「///それとこれとは別問題だ!」
「別じゃないだろう。感じていい声だしてじゃねーかよ」
「うるさ〜い!」
桃は伊達に向かって虎を放ち、至近距離にいた伊達は吹っ飛ばされてしまいました。
「…あ〜すっきりした〜」
木の上に引っ掛かっている伊達を放っておいて、桃は馬車を操って家に帰ったのでありました。
馬車が止めてあった場所には、靴を片方落としていましたが、桃は気づきませんでした。

続?;


H22.5.18

完全に遊びです;