初めに
今回、私的見解で紹介させていただきますが、かなり普通っぽく選ばせていただきました
(これでも…)
しかし、私はどうも美しい声に興味がないようです。いや、綺麗だな〜とは思うのですが、
惚れないんですね〜。なぜでしょうかね〜。だから世間的にみてずれているんでしょうな……
私は生々しければ生々しい程いいです!特にハスキーな声が大好きです!後、譲れないのは表現力!
音も洗礼されたものもいいと思うのですが、生々しい方が好きです。そして、これまたメロディー
よりリズムを重視してしまうんですな〜これがまた…だから世間的にみて…(以下同文)
ここに紹介しているのは、そんな条件をクリアした音楽です。まずはメジャーどころから


ジャニス・ジョプリン  「パール」

1.MOVE OVER
2.CRY BABY
3.A WOMAN LEFT LONELY
4.HALF MOON
5.BURIED ALIVE IN THE BLUES
6.MY BABY
7.ME AND BOBBY McGEE
8.MERCEDES BENZ
9.TRUST ME
10.GET IT WHILE YOU CAN

これは最高です。私の音楽(聞いた)人生の中でこれを越えるアルバムは今だありません。
20才の時、初めてこのアルバムを聞き、電撃をくらったような衝撃を受けました。
きっかけは「ローズ」という、ジャニス・ジョプリンをモデルにした映画を見て、よかったので
「聞いてみよう」と思ったのです。
すごいんです!本当に!もう言葉になりません。と、いう事で終わり。じゃなくて〜
やっぱり超有名な歌手ですので、ご存知の方も多いと思いますが一応簡単に御説明します。
1960年後半にでてきた白人女性ブルース(ロック)シンガーですが、1970年27才で死亡。
死因はこの時代の寵児らしく、アルコール依存、ドラック中毒でした。
存命中に発表されたアルバムはなんと二枚。このアルバム「パール」の制作中に亡くなったので、
歌入れが間に合わなかった曲がありまして一曲インストで収録されております。その曲の題名が
彼女の死を暗示していたかのようです……
音はザクザクしていて少々荒っぽく、あまり音数は多くありません。が、これが彼女の声と素晴
らしい程合っています。ハスキーな枯れた声です。なんと言っても彼女のボーカル。素晴らしすぎ…
表現力に溢れ、音と音の間、いわゆる『間』に音楽を感じるのです。
沈黙の中にある音楽など、そう簡単に表現できるものではないと思うのですが、彼女のボーカルは
それを感じます。
頭で考えたり、練習しようとしてできてるのではないのでしょうね。どうしてもこう歌いたい、
という衝動があって、それにおもむくまま歌うとこうなった、という感じです。
歌う以外の生き方できなかったんでしょうね。本当に歌う為に生まれ、死んでいった人です。
ぜひ、聞いてみて下さい。


B`z 12th Album 「GREEN」

1.STAY GREEN 〜未熟な旅はとまらない〜
2.熱き鼓動の果て
3.Warp
4.SIGNAL
5.SURFIN`3000GTR
6.Blue Sunshine
7.ultra
8.美しき世界
9.Everlasting
10.FOREVER MINE
11.The Spiral
12.GO★FIGHT★WIN

これは、初めてB`zを聞く人にもおすすめできるアルバムですね。聞きやすいです。全体的にPOP
で一般的なイメージどおりのB`zらしさが有り、意外性のある曲もあります。
歌詞も分りやすいけれど、隠しポケットにまだ何かはいっているような、いつもの奥深さは健在。
稲葉さんワールドが堪能できます。
音もレベルの高さはいつものとおり。松本さんのギターもばっちりです。今回のアルバムはリフより
メロディーを重視されていたと思います。
が、B`zの脳天突き抜け型ロックが好き!と言う方には物足りないかもしれません。私個人としては
前回のアルバムの方が好みですが、私の意見はことごとく一般的な意見の逆をいってますので
(事実、前のアルバムより今回のアルバムの方が売れている…)参考にはならないでしょう。
(なら書くなよ…)
参考にならない意見を言わせていただくと、私の一番のお気に入りは(全部いいんですけど)
「The spiral」です。これはいいですよ〜ロックです(少数派意見という事をお忘れなく)
(気をとりなおして)これは多数意見だと思いますが、最初と最後の曲は買いでしょう。やはり冒頭の
曲がいいとこれから聞くアルバムに期待がもてますね。つかみはOKといったところでしょうか。
最後の「GO★FIGHT★WIN」はかなりいいです。B`zの(又は稲葉さんの)精神がストレートに表れて
いると思います。B`zの曲はすべて自分の内から溢れるもの、という精神がつらぬかれているように思う
んです。
悲しみも、怒りも、喜びも、すべて自分次第、自分から。だから自分の敵は自分自身であり、一方で
最高の存在になる事もできる、という。
この精神が私は好きですね。大人が対戦相手がいなければ自己を把握できないというのは情けないと
思うので。(人の事は私も言えませんが…)
このアルバムタイトルのツアーがライブビデオとなり発売されておりますので、そちらの方で鑑賞する
のもいいと思います。ビデオで初めてB`zを見る人も満足できる充実した内容になっていますから、
むしろこれからB`zを知りたい人はそっちの方がいいかもしれません。


シェリル・クロウ 2th Album 「Shery Crow シェリル・クロウ」

1.メイ・ビー・エンジェル
2.チェンジ・ドウ・ユー・グッド
3.ホーム
4.スイート・ロザリン
5.イフ・イット・メイクス・ユー・ハッピー
6.救いの日
7.ハード・トウ・メイク・ア・スタンド
8.エブリディ・イズ・ア・ワインディング・ロード
9.ラブ・イズ・ア・グッド・シング
10.オー・マリー
11.スーパースター
12.ザ・ブック
13.オーディナリー・モーニング
14.サッド・ザッド・ワールド
15.フリーマン

この方は知っている人も多いでしょうね(おお〜我ながら珍しくメジャーな方々ばかりをご紹介だわ。
うふ・)
現時点(H.15.1.24)での最新アルバムは4thの「 C`mon  C`mon」で、このアルバムもお勧めですが、
あえて私はこの2th Albumをご紹介させていただきます。
First Albumで、グラミー賞をとり、デビューからかなりの実力派だった事が分かりますが(この
アルバムに入っている「Strong Enough」がラジオから流れてきた時の感動は忘れられませんね〜)
後から知ったのですが、このセカンドアルバムはセルフプロデュースで、そこが良かったです!私の
つぼに思いっきりはまりました!続く3th Album「グローブ・セッションズ」は他にプロデューサーを
たてたようで、私的にはまあまあでした。しかし4thの「Come Come」で再びセルフプロデュースして、
これがまた私のハートをがっちりキャッチ。
どうもシェリル・クロウがセルフプロデュースしたアルバムが私は好きみたいです。
2th Album「シェリル・クロウ」の中で一番のお気に入りは(全部いいんですけど)「エブリディ・
イズ・ア・ワインディング・ロード」です。GLAYのTERUも某ラジオでおすすめしていた!
アコースティックなイメージをもちながらこれはロックですよ!奥さん!(誰?)一聴の価値は十分
有りです!余裕のある音でさりげない作りですが、レベルはとても高いです。なんといってもシェリル
・クロウの表現力のあるボーカルが素晴らしいです。生音っていうのもまた嬉しいじゃないですか!
(だから誰に向かって喋っているのだ…)
4thの「 C`mon  C`mon」は映画の主題歌になった曲も収録されていますし、2002年末には
「スマップスマップ」というテレビ番組にもゲスト出演なさっていたようですし(見逃して悔しい思い
しましたよ〜)いろんなところで耳にする機会が最近増えてきた様に思います。
ちょっと聞こえてきて「いいな〜」と思ったのでしたら、ぜひアルバム聞いてみて欲しいです。
しかし、あなたが一般的な意見をおもちの方なら4thの「 C`mon  C`mon」の方がいいかもしれませんが…
(このコーナーの意味がだんだんなくなってきたような…ふっ、きっと気のせいね)
ちなみに私、今、このアルバム手元にないんです。1thとともに…
結婚した姉に貸したっきり帰ってこない…「返して」と言ったところ「家に見当たらない。無くした」
との答が返ってきて100m程引きました…
多分本棚の後ろに落ちているだろうとの事。(分かっているなら拾ってくれよ!)
しょうがないのでレンタル屋で借りてMDに録音したやつ聞いてるんです…なんで持ってるのにレンタル屋
で借りなきゃいかんのだ…


ちょっとマイナー(かなり?)しかもインスト
「hard Romantic」

1.パラディ
2.センチメンタルな月
3.レゾナンス・オブ・ラブ
4.ロマンツァ
5.ラ・プレギエーラ
6.パラディッソ
1.3.4.が「組曲」に使われた曲

7、8年前「組曲」の今井美樹が出演していたCMで使われていた曲です。見た途端「これはいい曲だ〜」
と思い覚えていたのですが、地元の小さなCD店ぶらついていた時かかった時はびっくりしました。
即効レジに行き「今、かかってるCD教えてください!」と聞きました。その時かかっていたのはCDでは
なくサンプルテープでまだCDはできていませんでした。
「この店には2枚しか購入しないから予約しておいたほうがいいよ」と言われ予約。後日ゲットしました。
メロディーはピアノ音ですがシンセで作った音も多いです。本来なら私の好みではないのですが、
生のピアノがバックとの重なり合い方が見事で実に耳触りがいい音です。
ピアノの音は私は嫌いではないのですが、自己主張されるとちょっと…う〜ん嫌いではないのですが…
(基本的には嫌いな音楽はありません。苦手かな?というのはありますが←なんか日本人らしい意見だわ…)
BGMにぴったりでリラックスしたい時にお薦めです。癒し系。
この前テレビつけてたらビートたけしとか、所ジョージの司会してる某番組でかかっていたのでびっくりしました〜。