名も無きもの(簡単な今迄のあらすじ)

注意:これは映画「コンスタンティ○」の世界観を元にしております。
  (物語ではありません。あくまで世界観です)でも、映画のイメージを
  壊したくない人や、今から映画を観る人でネタバレを知りたくない方は
  読まないで下さいませ。また、グロイ話かもしれませんので、そん
  な話が苦手な方も読まないで下さいませ。よろしくお願い致します。

 子供の頃から霊感のあった岩城京介は16歳の夜、目に見えない異形の
ものに襲われ、その印を胸に刻み付けられる。数年後、岩城はロスアン
ジェルスに渡り、悪魔祓師となって自分を襲った奴の正体を探っていた。
 恩師であるニーソン牧師が謎の死をとげた事件をきっかけに、かつて
の幼馴染みだった香藤洋二と再会する。二人は協力して事件の解明に挑
む。調べるうちに少年だった岩城を襲った奴が関係しているのが分かっ
てくる。
 そして、今度はトマス神父が犠牲になり、彼の残した手紙によって岩
城は自分を襲った相手は『名も無きもの』だと告げられる。
 『名も無きもの』とは、かつての大天使長であり、今は地獄のサタン
となったルシファーの双児の片割れで、反乱を恐れた神から名を奪われ
たものである。
 そのものを召還する魔法陣を手に入れた岩城は、危険を承知で召還を
行う。しかし、そこに現れたのは香藤であった。香藤が岩城を襲った
『名も無きもの』だったのだ。
 しかし、岩城を襲ったのは、岩城を守る為であり、身体を汚されたの
ではないと分かった岩城は香藤を信じる。ニーソン牧師とトマス神父を
殺したベルゼバブを二人で倒し、二人は共に生きていくのであった。

岩城京介…人間の悪魔祓師。胸に『名も無きもの』の印を持つ為、下級悪魔
程度は手がだせない。
香藤洋二…元天使で『名も無きもの』。ルシファーの双児で彼に匹敵する力
を持っていたが、岩城を愛し、人間になる。
アスラン…人間の情報屋。悪魔に対しても天使に対しても中立を貫いている。
ニーソン牧師…岩城の恩師で故人。対悪魔用の武器を開発していた。
トマス神父…ニーソン牧師と対悪魔用の武器を開発していた神父。実はハーフ
ブリッドで今は天国に還っている。